石山寺(いしやまでら)は、奈良時代 から続く最古の歴史と伝統を持つ霊山で、東寺真言宗のお寺です。日本最古の巡礼道、西国三十三所の十三番札所でもある石山寺は、琵琶湖の南端近くに存在し、琵琶湖から流れる緩やかな瀬田川の右岸にあります。

本堂は国の天然記念物の「珪灰石」という大きな岩盤の上に建っており、これが寺名の由来となっています。そんな歴史的にも名高く、風光明媚な石山寺についてお話したいと思います。

スポンサードリンク

 

紫式部ゆかりの石山寺

石山寺は多くの文学作品に登場することで大変有名です。紫式部が「源氏物語」の着想を得たのも石山寺とされています。

言い伝えでは、寛弘元年(1004年)紫式部が石山寺に参篭した時、八月十五夜の名月の晩に「須磨」「明石」の巻の発想を得たとされ、石山寺には「紫式部の間」がつくられています。

聖武天皇の発願により、天平19年、良弁が聖徳太子の念持仏であった如意輪観音をこの地に祀ったのが始まりとされています。

 

石山寺縁起絵巻

石山寺には、国の重要文化財に指定されている石山寺縁起絵巻(いしやまでらえんぎえまき)があります。石山寺縁起絵巻は、良弁僧正の石山寺の縁起から、霊験あらたかな本尊の数々が全7巻、計33段にもおよび詳細に記されている紙本着色絵巻物です。

美しい絵巻物の美術的価値はもちろんのこと、歴史的な資料として、また、民俗や絵画の資料としても高い価値があります。

 

日本最古の多宝塔

石山寺多宝塔(いしやまでらたほうとう)は、1194年(建久5年)に鎌倉幕府の初代征夷大将軍、源頼朝が石山寺に寄進したと伝えられています。建築年代が明確な日本最古の多宝塔は、国宝に指定されおり、優美な建築の内部には仏像や草花などの絵が描かれています。

 

松尾芭蕉ゆかりの月見亭

近江八景「石山の秋月」のシンボル、月見亭は、石山寺の多宝塔裏手の瀬田川を見下ろす高台に設けられています。月見亭の隣に芭蕉庵があり、松尾芭蕉が度々訪れ仮住まいとしていた場所でもあります。普段は閉門されている芭蕉庵ですが、中秋の名月に執り行われる秋月祭ではお茶席が設けられます。

芭蕉が詠んだ数々の句の中でも「石山の 石にたばしる あられかな」の名句から、門前の和菓子屋、茶丈藤村の銘菓「たばしる」が誕生したそうです。

 

四季を通じて美しい石山寺の花々

石山寺では春夏秋冬を通じて美しい花々が咲き誇り、全国各地から多くの観光客が参拝されます。石山寺の春は、染井吉野、枝垂れ桜、山桜等およそ600本のサクラが見事に咲き誇り、秋には紅葉で真っ赤に染まります。

夏の境内は、多様な花を咲かせ緑美しく輝いており、冬は梅の季節であり多くの種類の梅が咲き誇っています。期間限定ですが毎年ライトアップもされており、夜間はライトに照らされた紅葉が美しく、昼間とはまた違った風景に変わります。

 

如意輪観世音菩薩

石山寺のご本尊、如意輪観世音菩薩は、如意宝珠の力で願い事を叶えてくださる仏さまです。昔、天皇が朱のような子供を授かったことから、それにあやかって石山寺で祈願する貴族がいたそうです。

そして皇族・貴族のみではなく、庶民も祈願するようになりました。安産・厄除け・福徳・縁結びなど様々なご利益があり、多くの信仰を集めています。

33年に1度の御開帳は、2016年に秘仏御本尊のお扉は閉まりました。石山寺の本堂は、滋賀県最古の木造建築物だと言われています。正に滋賀県のパワースポット、機会があればぜひ一度訪れてみてはいかかでしょうか。

 

石山寺へのアクセス

石山寺へのアクセスは、JR京都駅から新快速で石山駅まで13分。さらに、京阪電車の石山坂本線に乗り換えて、京阪石山寺駅に下車します。石山寺駅から瀬田川に沿って徒歩10分ほどで石山寺へ辿り着くことができます。

車を利用の場合は、大阪・京都方面からは名神高速道路「瀬田西IC」より約5分、東京・名古屋方面からは名神高速道路「瀬田東IC」より約5分、宇治方面からは京滋バイパス「石山IC」より5分となっています。駐車場は120台も収容が可能で有料になります。

 

石山寺の入山料

大本山石山寺への入山料は、一般で600円、中・高生で600円、小学生は250円になります。団体での利用は、一般は500円、中・高生は350円、小学生は200円となっています。

なお、「石山寺と紫式部」展の入場料は、中学生以上の一般は300円(団体は240円)、小学生は150円(団体でも150円)です。

 

石山寺所在地

住所:滋賀県大津市石山寺1-1-1

電話番号:077-537-0013

最寄り駅:石山寺駅(徒歩およそ13分)

開門・閉門時間:平日:8:00-16:30(入山は16:00まで)

 

石山寺に参拝


私の祖母が大津に住んでいるため、時折、石山寺に参拝をしています。紅葉の季節に門をくぐると、直ぐ美しい紅葉の参道が広がり、夜はライトアップされる人気の観光スポットです。観光の季節になると人は増えますが、京都市内などに比べるとかなり少なく、のんびりと散策することができます。

先日も着物で石山寺へ出かけたのですが、とにかく一番上までは昇りましたが、息が上がってしまい休憩をとりました。雨の日の参拝は、石段は滑りやすく注意が必要ですが、手すりがあるので安心です。

参拝客をみると、こんなにも階段があるにも関わらず高齢者の方が結構おられました。注意して登れば、大丈夫な石段なので運動には丁度良いかもしれません。

しかし、苦労の末辿り着いた石山寺は、目を見張るばかりの絶景スポットです。高台に位置する石山寺を渡る風は心地よく、とても癒されるお寺です。

西国三十三所の十三番札所の石山寺で御朱印の拝帳を終えて立ち寄るのは、茶丈藤村 (さじょうとうそん)という和菓子の甘味処です。

ここでしか味わえない松尾芭蕉ゆかりの「たばしる」をお土産にしています。「たばしる」とは、中にごろごろ小豆が入った餅菓子で、茶丈藤村を代表する銘菓です。とても美味しくグルメな方のお土産におすすめの逸品です。

また、帰り道沿いの伽藍堂(からんどう)は、八女茶の販売と喫茶を営んでいるお店で、ランチや軽いお食事には最適です。八女茶をふんだんに使用した緑茶パフェや冷たいカキ氷が美味しいお店です。こちらは、おすすめのお休み処になります。

 



 

 




コメントを書く







コメント内容


CAPTCHA


商品一覧

競馬を手軽に楽しむ方法!

以前は、競馬の馬券は、競馬場か場外馬券場に出向くか、電話投票でしか馬券を買うことができませんでした。 TVのCMでも藤岡弘、さんがJRAのPRしているように、ネットさえ繋がれば、いつでもどこでも手軽に馬券が買える時代にな […]

一度は行きたい石山寺!紫式部ゆかりの花の寺

石山寺(いしやまでら)は、奈良時代 から続く最古の歴史と伝統を持つ霊山で、東寺真言宗のお寺です。日本最古の巡礼道、西国三十三所の十三番札所でもある石山寺は、琵琶湖の南端近くに存在し、琵琶湖から流れる緩やかな瀬田川の右岸に […]